前回の熱血引越日誌第四回(詳しくはこちら)で、船便の輸送料金は容積によって決まることをお話ししました。

今回は、航空便の料金は何を基準に決まるのか、ご紹介したいと思います。

航空便の料金は、「重さ(kg)」によって算出されると思われがちです。
然しながら、輸送するお荷物の「大きさ」も関係がございます。

重さに比べて容積の大きなお荷物の場合、IATA(国際航空運送協会)の規定に基づき、貨物の容積重量が実重量を超える場合は、容積重量をもとに料金を算出します。つまり航空運賃は、実際の重さ(実重量)と、お荷物(箱)の大きさから算出される重さ(容積重量)を比較し、いずれか大きい重量が適用されるのです。

・実際の重さ=実重量(Actual Weight/Gross Weight)
・大きさから計算される重さ=容積重量(Volume Weight)

容積重量kg=(縦cmX横cmX高さcm)÷6,000cm3/kg
※容積重量の換算は6,000cm3を1.0kgとし、端数は1.0kgを単位に切り上げて計算します。

・運賃適用重量=実重量または容積重量の大きい重量=計算重量(Chargable Weight)

例えば、軽くてかさばるものの場合は、容積から算出される容積重量が計算重量(Chargable Weight)となります。

ケース1: Sサイズカートンに書籍を詰めた場合:

実重量は20kg、箱の大きさから算出される容積重量は9kgとなり、この場合、実重量の20kgが計算重量となります。

実重量>容積重量

実重量=20kg
容積重量=(縦52cmx横26cmx高さ40cm)÷6000=9kg

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ケース2: XLサイズカートンに衣類や布団を詰めた場合:

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実重量は15kg、箱の大きさから算出される容積重量は36kgとなり、この場合は、容積重量の36kgが計算重量となります。

実重量<容積重量

実重量=15kg
容積重量=(縦104cmx横52cmx高さ40cm)÷6000=36kg

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ケース3: 上記のお荷物を同時に輸送する場合:

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実重量は合計で35kg、箱の大きさから算出される容積重量は合計45kgとなり、2つのお荷物の容積重量の合計45kgが計算重量となります。

実重量<容積重量

実重量=20kg+15kg=35kg
容積重量=9kg+36kg=45kg

例えば、ケース1のお荷物とケース2のお荷物をそれぞれ別々に送る場合、56kg(20kg+36kg)の航空運賃が掛かりましたが、2つまとめて送ると計算重量は45kg(9kg+36kg)となります。

日本通運では1個?ドル!という料金設定は行なっておりませんので、複数のお荷物をお持ちの場合、重い貨物と軽い貨物をまとめて送るとお得になります。

尚、軽くてかさばる布団のようなものは、なるべくコンパクトに箱詰めすることがポイントとなります。箱が軽いお荷物でスカスカであれば、容積重量が適用される為、隙間を作らない梱包をお勧め致します。

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もし、衣類やタオル等軽いものを同じ箱に詰める場合、プチプチ(エアキャップ)がなくてもタオルなどをうまく緩衝材として使用すれば、コンパクトな梱包が実現できます。

勿論、忙しくて梱包に時間がない方、梱包に自身がない方、プロの梱包が必要なら是非、日本通運にお任せください。

お気軽にお問い合わせください。

シドニー支店引越課
1800-154822
(ひっこしは にっつう)