8月1日から輸入貨物に使用される梱包材の規制の一部変更につきご紹介させて頂きました。(バックナンバーはこちらから)

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先にAQIS検疫検査局が発表した梱包材に関する主な規制の変更点は、輸入貨物に使用される合板・ベニアの梱包材に関し、植物検疫措置に関する国際基準で対象外とされる合板・ベニアであっても、また、それらが新品と証明されても質の悪い合板に樹皮(木の皮)が含まれていると指摘し、8月1日以降は、全ての合板・ベニアの梱包材にもAQIS検疫検査局が所定する薫蒸処置や熱処置を施し、それらの消毒証明書を提出する事を義務づけるというものでありました。

然しながら、この合板・ベニアの梱包材に関する規制の強化は、各方面へ大きな影響があると判断され、急遽、AQIS検疫検査局は、8月1日から実施する予定であった合板・ベニアに関する規制の変更を見送ると発表しました。

それに伴い、輸入貨物に使用される合板やベニヤの取扱いについて、現行どおり、新品(=未使用のもの)に限り使用を認め、「製造証明書」(The Newly Manufactured Plywood/Veneer Products Declaration)の提出が今後も必要となります。

AQISの定める「新品」の定義として、フィージー・インドネシア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイ・バヌアツ及びサモアからは製造後21日以内、その他の国からは製造後3ヶ月以内に出荷する場合としています。

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「Packing Declaration」(梱包に関する申告書)の書式の変更は、予定通り8月1日より、新書式となり、申告事項も若干異なっておりますので、適切な書式を使用する必要があります。

今回の合板・ベニアに関する規制の変更の見送りは、暫定措置かもしれません。オーストラリアは、ご存知のように特有の自然環境を保有しており、そのユニークな自然環境と農業・畜産業、国民の健康を及ぼし得る外国からの危険な害虫や病原体の侵入を防ぐ為に、政府機関であるAQIS検疫検査局は、貨物(お荷物)だけでなく、輸入貨物に使用する梱包材にも今後も厳しい検疫要件、検疫制度を定めていくと予想されます。
 
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AQISからのアナウンスはこちらから。

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